暮らしメモ
ちょっと旅して深大寺 その1 〜名物のそばに舌鼓〜
新宿駅からつつじヶ丘駅まで電車で15分ほど、つつじヶ丘北口のバス停より調布市深大寺へ。
隣が世田谷区という東京で、緑豊かな旅気分を気軽に味わうことができます。
深大寺といえば調布、ということで調布駅へ向かうと思われがちですが、実は、
調布駅よりも新宿寄りの「つつじヶ丘駅」からバスで向かうことができます。
つつじヶ丘駅北口を降りてすぐのバス停(丘21)で深大寺へ。
バスに揺られていると、少しずつ景色が緑へと変わっていく。
時折、畑も見られる。
さあ、深大寺に到着!
参道入り口には、水木しげる先生のゲゲゲの鬼太郎に関するものを集めた鬼太郎茶屋が。
妖怪グッズや、おまんじゅう、ぬり壁のみそおでんなど、水木ワールドを堪能できる茶店があります。
子供も楽しめるのが深大寺の良いところ。
茶店や蕎麦屋が連なる通りを歩けば、東京にいることを忘れてしまいそうな旅気分に。
さあ、まずはお参りお参り!
門の横には豊富な泉水の流れを見ることができます。
湧水の流れを耳で楽しみながら、涼しさを感じます。
茅葺きの屋根が自慢の山門は、老木に囲まれて、記念写真のスポットとなっています。
奈良時代天平5年(733)に開山されたといわれる深大寺。
本堂は幕末に火災で焼失しましたが、大正8年に再建され緑に囲まれた本堂からは穏やかな雰囲気を感じることができます。
境内のあちらこちらにある意匠をこらした像や、素朴な石塔を見つけるのも楽しみ。
本堂から左に行けば、趣ある元三大師堂(がんざんたいしどう)。
この日はご祈祷が行われていました。
その深大寺から坂を上るように北側へ歩けば、神代植物公園の深大寺門があります。
神代植物公園は、都内で唯一の植物公園。
多種多様な草花や木々。春には梅、初夏や秋にはバラ、秋の紅葉まで楽しむことができます。
その広さなんと47ヘクタール!東京ディズニーランドと同じくらいの広さがあります。
と、ここまで来るとお腹が減ります。
”食べる”といったらそう、深大寺といえば「そば」!
たくさんのお蕎麦屋さんが連なる中、今回は「湧水」さんへ。
お昼時間は行列ができているので、2時すぎくらいがオススメ。
湧水そばに、野菜天をいただきます。
お蕎麦の後の、「そば羊羹」をお忘れなく。
3層になって、層それぞれ色が違うのは手前一番上から蕎麦湯+あん+そば粉入りになっています。
ういろうのような食感で、甘さ控えめな大人味。
食後はゆっくりのんびりと緑を感じながら散歩はいかが。
深大寺入り口近くには、昔の調布の面影を伝える水車小屋があります。
ここは深大寺水車館という資料館となっていて、昔の農作業で使われていた工具などを見ることができます。
豊富な泉水を感じ、緑に囲まれた深大寺で、美味しいお蕎麦をいただく。
いつのまにか東京にいることも忘れ旅気分に。
ちょっとそこまでぐらいの気持ちで、気軽に楽しむのはいかがですか。
さあ、深大寺入り口からバスに乗って帰りましょう。
今回の旅は、
京王線つつじヶ丘駅→深大寺→茶店や蕎麦屋連なる旅気分を味わう→深大寺本堂
→神代植物公園深大寺門付近→お蕎麦屋さん→深大寺水車館→→深大寺入り口→京王線つつじヶ丘駅へ