バッテラをいただく休日 柴崎・朝寿しの「鯖バッテラ」

 

朝寿しの鯖バッテラ

「バッテラ!」

えっ、いきなり何?と思われた人もいるでしょう。そう、あの、お寿司のバッテラです。
寿司は日本の文化!なんて言われながら、私、常々思うのです、「バッテラ」これ、日本語じゃないですよね。なのに、なのに当たり前のように他のお品書きと並んで、まるで澄まし顔。 バッテラ→バッテイラ(bateira)というポルトガル語なんです!

そもそもバッテラは、しめ鯖を押し寿司にしたもの、白板昆布がのって、ああ、思い出しただけでもよだれがでてきます。このバッテラの歴史を読むと、明治にバッテラの原型がでてきた時は、コノシロ(成長の途中ではコハダ)を使ったお寿司だったそうで、これが小舟の形をしていたことからバッテイラと呼ばれるようになり、鯖を用いた押し寿司までがそのように呼ばれるようになって、いつしかしめ鯖の押し寿司がバッテラとなったとのこと。
なるほど、そうなんですね!、、って、なんで小舟がポルトガル語で!?そこが大疑問でしょー!! でも、小舟寿司って呼ぶよりも、バッテラって言葉の方が楽しいからオッケーよ。

というわけで、今日はバッテラを買いに柴崎の朝寿しさんへ行きました。柴崎に昔からあるお寿司屋さん。カウンターでいただいても、みなさん気さくで楽しくいただけます。
さらに、道に面した一角はテイクアウトできる窓口になっているのです。
朝寿し

今回は持ち帰りで鯖バッテラを。お寿司屋さんのお寿司を持ち帰りしているときの家までの時間、美味しいものを手に持って帰る幸福な時間にウキウキします。
プレゼントをもらったときの開けるまでのワクワク感というのでしょうか、美味しいものは食べるまでの時間さえも楽しいんです。

朝寿しの鯖バッテラ

朝寿しの鯖バッテラ

白板昆布をすかして見えるしめ鯖、ムフフフ!

いただきまーす!

鯖バッテラ

んーー!!(じたばた)
鯖の〆加減が酸っぱすぎず、シャリの酢加減と調和していて、んーー(じたばた)!!
感想を述べるのも野暮ってもんだ、てやんでー!

お寿司屋さんでいただく楽しみも素敵だけど、自宅でのんびりといただくバッテラとの時間。休日のこんな時間も好きなんです。


『鯖バッテラ』
朝寿し
朝寿し

調布市菊野台 1-17-2

2016-08-15 | Posted in 暮らしメモNo Comments » 

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